OBJECTIVE
教育と意識
歴史的な伝統建造物を保存し、適切に再利用することについて日本では、特に地方においては十分には理解されていない。元北銀ビルは井波にとっても同様の町にとっても、文化資産である建物の重要性について学び、置かれている状況下で長期に耐えうる解決方法を見出すのに役立つ良いケーススタディ(事例研究)の好例になりうる。
国際文化交流
その調査研究(due diligence)の一環としてRISD大学の大学院修士コースにおいて建築物の適応再利用を専攻しデザインを学ぶ学生が現地に滞在し、元北銀ビルの再活用についてデザイン構想を生み出し実現可能性について研究するレポートをまとめることが考えられる。これは先駆的な教育であり、小さな町である井波と海外の国際デザイン界とを結ぶ文化的な対話をもたらし、海外の創作能力ある人材に新しい考えを与えることで一地方の活性化プロジェクトを世界レベルに引き上げることにもなる。
文化、文物記録
歴史的建物に関する資料や情報が散逸し失われているが、この研究学生グループが北銀ビルの調査結果を南砺市か図書館の古文書保管所に資料として提出できる。また、文化的な関連性と持続可能性について慎重に検討した幾つかのデザインと考え方を残していける。これらの資料は地元の人たちにビル再利用の新しい可能性を追求する糸口となりうる。
メリット
井波
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文化財の保護と保存の重要性を認識する機会となる
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南砺市が(富山、高岡、城端と同様に)「日本のモデル地域づくり」に尽力しているが、その動きと連携した形で、元北銀ビルは持続可能な都市計画と田舎+文化活性化を結びつける重要な先導役を果たしうる。
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井波のにぎわい回復、まちづくりの自主性と誇りを生み出す新しい活動になりうる。
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南砺市や図書館の古い資料収蔵に貢献できる。(古い資料の多くが戦時中に喪失や破棄されている。)
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再活用の調査研究の過程で創り出される新しい考え方を生み出す着眼点に気づく
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井波のまちと観光PR)海外からとメディアの注目を引き寄せ、井波を世界地図に記載させる
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創造性と持続可能で思慮深いデザインを通して社会的影響をもたらす
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世界的な社会的課題への知識を得る
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文化的インスピレーションと投入
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先駆的な社会イノベーション旅行プラットフォーム
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従うべき他の日本の田舎の町のための町の活性化と再生再利用のケーススタディ参考を設定します。
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実生活に根差した次のことを含めたケーススタディ
1.建築/構造研究
2.歴史と文化の調査
3.まちづくり計画と活性化
4.旅行、工芸工房体験
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