Interview with Inamians
Inami Community Interview 1
Inami Community Interview 2
Interview 3-Sugimoto-Yoshimura
背景
11月1日付け北日本新聞によると、南砺市は井波美術館(旧中越銀行井波支店支店)ビルには耐震補強が必要であり、維持管理費用が嵩むため売却し、場合によっては解体の可能性もあると報じている。
地方人口の高齢化と急減により公共施設が有効活用されない状況になっている。築後90数年の老朽ビルは地方市の財政圧迫になっている。構造の老朽化と耐震強度不足は人命安全の懸念も生じている。市の計画は、資産の民間への売却であり、入札が不調になればビルは解体される。
市の計画が公表されて、地元の何人かの人たちが美術館は町にとり重要な文化財であるとして反対の声を挙げた。解体されれば八日町通りの中心に位置するだけに全体の景観を損なうことになる。
現在、南砺市は心配する関係者が適切な検討を行えるよう入札を差し止めることに同意している。
そのため広く意見聴取を行い意見集約と同意を取り付けることになろう。
北日本新聞11月1日報道
北日本新聞 1月12日報道
北日本新聞 2月3日報道
井波美術館
(前中越銀行井波支店, est. 1924)
戦前、大正末期に県下初の鉄筋コンクリート造りとして中越銀行(現北陸銀行)井波支店により建てられた。戦災に遭わず、昭和62年(1987)北銀井波支店の転居に伴い井波町に寄贈された。有効利用のために井波美術協会などが費用の大半を出し合い井波美術館として生まれ変わり保存されてきた。井波美術協会はそれ以来入館無料で地域の様々な作品の展示場として井波美術館を運営してきた。平成16年(2004)合併により誕生した南砺市は、井波町が所有する美術館を引き継いだが、2019年末に手放すことになる。
2020.6.12 米国からデザイン発表
2019年12月31日
井波美術館
閉館しました
北日本新聞 11.21.2019
32年の歩み感じて
井波美術館 最後の企画展開幕
12月末で閉館する南砺市井波美術館(土田信久館長)で20日、最後の企画展が始まった。同館の歴史を彩ってきた彫刻や工芸、写真などを展示。土田館長は、同館が32年の歴史に幕を下ろすことに寂しさを感じつつ、「物故者も含め、多彩な作品を展示した。さまざまな時代の雰囲気を感じてもらいたい」と話している。
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